Fieldworker's Books (書評)

調査にまつわる本から、時評で取り上げた記事に関係する本まで、現地調査者の目線で書いた書評。

色褪せない企業小説(書評:獅子文六『箱根山』新潮社1962.1[文庫版:講談社1996.2、筑摩書房2017.9])

Submitted by 恩田重直 on Mon, 12/14/2020 - 06:00
箱根の観光開発をめぐって勃発した企業の対立、そして、翻弄される老舗旅館。1000年以上続く日本の名湯を舞台に繰り広げられる戦後の混乱。勝者となるのは誰か。
Article Categories

潜入調査の方法(書評:ナンシー関『信仰の現場:すっとこどっこいにヨロシク』東京:株式会社角川書店1994.7)[文庫版:角川書店1997.6]

Submitted by 恩田重直 on Sat, 12/05/2020 - 06:00
ナンシー関が、「萌え」の現場に潜入。現場から浮かび上がってくる捧腹絶倒の「萌え」の実態。伝説の消しゴム版画家が手掛けた唯一無二の潜入調査コラム。潜入調査のバイブルとなる一冊。読み逃すべからず。
Article Categories

デザインの効能(書評:山口由美『帝国ホテル・ライト館の謎:天才建築家と日本人たち』東京:株式会社集英社、2000.9)

Submitted by 恩田重直 on Tue, 11/17/2020 - 06:00
富士屋ホテルの創業者一族から見た帝国ホテルの旧新館、通称ライト館。浮かび上がってくるホテル支配人の横顔。近代建築の巨匠によるデザインが、ホテルにもたらす功能や、いかに。
Article Categories

小説と現実の間(書評:植松三十里『帝国ホテル建築物語』東京:株式会社PHP研究所2019.4)

Submitted by 恩田重直 on Fri, 11/13/2020 - 06:00
1923年9月1日、関東大震災が起きたその日に予定されていた、帝国ホテル新館の全館開業。アメリカ人建築家、フランク・ロイド・ライトの設計による帝国ホテル新館の建設に馳せた関係者たちの夢。移築保存にもその夢は引き継がれたのか。
Article Categories

竹内久美子『賭博と国家と男と女』日本経済新聞社1992.8(文庫版:株式会社文藝春秋1996.1)

Submitted by Fieldworker on Sat, 04/11/2020 - 06:00
タイトルにある賭博、国家、男、女。この4つが、どう結びつくのか。動物行動学を基礎に、大胆な仮説から紡ぎだされる壮大な物語。
Article Categories

この記事を共有する?